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K.T.A.U 

アニメ感想がメインのブログです。温故知新してます。

[ANIME] Ergo Proxy 感想

2013-03-29
ANIME
#1 ★★★★★
なんか物凄いもんが始まったぞ!!という興奮度が半端ない。リル監察官が可愛すぎて辛い。この段階でのビンセントの小物感は異常。3話くらいで死ぬと思った。
引き込まれるような不穏な音楽、全体的にかなり暗い感じであるにもかかわらずたまに差し込むパンフォーカスのかかったような光の描写、独特すぎる世界観などとにかく完成度の高い1話であったことは間違いない。正直言って攻殻1話より面白いと思った。サイバーパンクアニメの1話としては極めて完成度の高い部類に入ると考えられる。そんでまたEDのトム・ヨークが最高。このアニメにピッタリの曲だと思ったわ。





#10 
RE-L、つまりre lifeではないかという仮説。あの封印されしプラクシーを基に生成されたのがリルである。そもそも先の対戦においてモスコとの戦争に辛くも勝利したお祖父様が、来る戦争に備え先行試作したプラクシーでもある。ビンスは先の対戦の数少ない生き残りで、モスコへのミサイル発射に居合わせるなどしてた。デダルスはじつは女。

#11
★★★★☆
リルのあの結構突き放す感じ悪くないと思った。作画はかなり持ち直したかと思ったけど、同じ話の中でも結構バラつきあるみたい。また少しずつではあるが面白くなってきている。イギーがだんだんいい味出してきた。そして高まるイギー死亡フラグ

#13
★★★★☆
イギー退場。だがかなり濃い、アニメにおいて普遍性のある回だった。普通にキャラの感情も面白いし、一般論としても面白い。あの少女型にももう少し深さが欲しかった。

#15
★★★★★
始まった。佐藤大のヤバさを再確認した。このクラスのアニメならいくらでも見れる気がする。

#16
★★★★★
かなり好きな回。シリーズ通してもトップ3に入るくらい好きかもしれん。小ネタのクオリティがすげえ。

#19
★★★☆☆
スマイル園は案外普通だった。プラクシーに多様性を持たせるには良かったと思うが、はたして必要だったのかというレベル。グッドマンはまあ面白い。がもっと似せても良かったんじゃね。という。

#22
★★★★☆
面白くなってきた。

END
85点
最後に一気に加速してテンポ良くなったのは、かなり良かった。ただモスコまでの道のりが長すぎた割りにはモスコに何もなさすぎてかなり残念だったのと、作画…の1話との開きが半端無い瞬間が多々あった。しかしながらしかしながら15話や16話のようなかなりの変化球も結構多かったのでアニメとしての好感は最高レベルまで到達している。これぞアニメの醍醐味といった感じ。また最後のロムド崩壊をあと2話くらい伸ばして、コミュニティ編を削れば更にテンポも良いものとなっただろう。それくらいあのコミュニティ編はクソだった。特にあのハゲの思わせぶりは何だったのか…あの辺がこのアニメで最も危険な期間であったと思う。
いやーしかし最後の人類の帰還は良かった。ほどよい情報の小出し(15話ではもっと出しても良かったと思うが)と、それに対するロムドの反応もなかなかサスペンスじみてて楽しかったし、本質は結構ハードSFだと思うのでより楽しめた。情報の小出しというと、ピノがラウルの子供だったということが最後に確定するが、こういう演出もまた結構散りばめれられていて面白かった。与えすぎず、なさすぎず。個人的には全ての情報を開示して欲しかったけど、このくらいが丁度良いバランスなのかもしれない。ラウルと言えば結構単なる善人なのかイレギュラーな悪なのかよくわからなくなったが、その謎感が∀ガンダムの御曹司っぽくてよかった。このエルゴプラクシーがもしもガンダムシリーズだったらラウル死ななかったと思う、クリステヴァとともに他のドームに旅してるだろう。そして純粋な悪キャラを引き受けたのはデダルス君だと思う。所謂悪落ちってやつだと思うが、事態はそこまで単純じゃないかも。てかデダルスの妄想でよかったからリルとの濡れ場欲しかったな。未だにデダルスが男だとは思えないですハイ。あからさまな腐れシーンも多数合ったが、結構エルゴプラクシーではお上品にその辺まとめるのがなんか気に食わなかった。WOWOWマイナーアニメのくせに!!!デダルスきゅんかわゆす。
漆黒さんは結局何も喋らなかったな。あのデリダとかフッサールとかは漆黒の意識を直接言ってる訳じゃなくて、なんか補助AIみたいなもんなんだろ?まあいい。リアルは可愛かった。リルはかなり硬いデレだったが、もう少しこう何とかならんかったのか。
まあどうせこのアニメ知ってる人殆どいないと思うのでいいです、そういうの大好きですから。それでも個人的にはかなり満足度高かったです。さてムネモシュネでもみるか。

↓かなりアレな感じなレディオヘッドED。曲の中盤以降がいいんだけどな…


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テーマ: エルゴプラクシー
ジャンル: アニメ・コミック

[ANIME] ZEGAPAIN ゼーガペイン 感想

2013-03-25
ANIME
ゼーガペイン FILE.09 [DVD]ゼーガペイン FILE.09 [DVD]
(2007/03/23)
下田正美、浅沼晋太郎 他

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#1
★★★☆☆
見る前から期待値は非常に大きかった作品。1話の感じだと王道のようにも感じるが、まだ良く分からないというのが正直な所。最後にキャストを見て豪華さに驚いた。

アバンタイトルOP抜き本編はいい流れだと思い、また最初のシーンでアバンの台詞に対応していたりと、今後の内容に期待ができる感じ。この頃の花澤香菜いいよね。

機体デザとかはまだ殆ど何もしてないからあれだが、初見のアクエリオンよりかはカッコイイから今後もっとかっこよくなるだろう。

#2
★★★☆☆
OPが物凄く良かった。本編はまだ小出しにしている感じで謎が多い。主人公が分かってる程度の事しかぶっちゃけ分からん。CGはよく作られていてゼーガペインもカッコよく見えるようになってきた。これから面白くなりそうな感じ。
花澤香菜さん推しの細部に拘る映像が興味も尽きなく、また謙虚な音楽が心地良い。ただしキャラ設定に難ありな気がしなくもない。

#3
★★★☆☆
OPが最高。かなり吹っ飛ばし気味だけど不気味ではないけど奇妙な感じが増幅されてて良い。あとそろそろOP解析すれば結末予想できそうで面白い。アニメはやっぱ夏だよね。委員長が生理的に受け入れられません。あとムギに似てるアイツ、声が最悪に聞き心地悪い気がします。朴璐美は実は女性で有って欲しい筆頭。

#4
★★☆☆☆
なんか独特なカメラワークだった。作画も荒れてたしなんか起きてるっぽいなという感じだった。よく考えたら、あっち側世界のキャラの説明をほとんど受けていないので誰が誰だか分かんない感じ。かろうじて朴璐美とかは声でわかるけど副会長とか名前出てきて無くね?そもそも。そんな感じ。そろそろイライラしてくるレベルの話のトロサだわ。まあ中盤の超展開に期待だとしか言えませんね。

#5
★★★☆☆
カミナギさん良い感じですね。2クールにしても、準備期間がいささか長いように感じるのは私でしょうか。しかし2006年の作品にしてはゼーガペインの3DCG描写が素晴らしいですね。惚れ惚れします。まあ機体はそんなにかっこ良くないですが。OP解釈でもしますかね。

基本的に「光」を基調としていますよねアニメも。あと3角関係ね、キョウと先輩とカミナギね。でもまあ、雰囲気的に最後はカミナギエンドになるんじゃないかな。

誰が見ているビジュアル?
→初期のキョウのことか。
目の前の急な水がカラダを逆さに駆け巡る
→水とはプールの水転じて、転送される祭のイメージ或は量子テレポート?
今二人は出会ったイミを思う
→一義的には先輩とだがまあカミナギじゃね
きっと誰かの記憶の中 泳いでいるだけでも
→夢オチを示唆。誰かのとはカミナギの記憶では。
キミの背中 ヒカリの羽が空へ広がる
→君の背中って事はカミナギがゼーガペインになるんじゃね。或は現実でカミナギがヤバいことになる。
どんな場所もどんな過去も ただひとつの願いが乗り越えていくよ
→現実も仮想舞浜(過去)も気合でなんとかするぜ!カミナギLOVE!

2番はノエイン的な感じですね。キョウが無限復活で無限に頑張りますみたいな。先輩が噛ませ犬っぽい感じが今のところしますからねー


#6
★★★★☆
ようやく物語が動き出しそうな感じ。新キャラも加わったし、風呂敷も広げられ始めた感じだ。何よりもカミナギがクソかわいいから(・∀・)イイネ!!
作画な、アレどうなってんだろうな、ガンダムが忙しかったんかな。

#10
★★★★★
区切りとしてはかなり秀逸だった。作画があれだったが、シナリオ演出ともに良かったし、EDの繋ぎが最高だった。また次回予告もかなりよく、次回が一瞬のクライマックスになることが想像できてテンション上がった

#11
★★★★★
明らかに気合の入り方が半端ではなくアツい話だった。情報の小出し感が最高に調度よすぎていい。逆に花澤の演技不足にイラッと来るレベルでした。
これからが一気に話が進むんだろうなと予想。

#13
★★★☆☆
えっ ていう感じ

#14★★★★☆
勢いがあった。とにかく勢いがあった

#17★★★★☆
すげえ久しぶりにみたら結構面白かった。やっぱり連続で見るのが吉ね。
今日あたりに一気に見ます。ゆかなには笑った。

#18★★★★☆
急にポエティックになってきた。このへんからゼーガがゼーガとして名を馳せる所以となる展開が待っているような気がしてならない。
どうでもいいけどアルティールがLEDミラージュみたいな感じだったらもっと良かったのかもね。色的な意味で。機体はカッコいいに越したことは無いですからね。

#20
★★★★☆
Aパートは普通、Bパートの後半が特に良かった。だんだん良くなって着ている気がする。とはいっても未だに細かい設定の矛盾感というか詰めの甘さを度々感じてしまう。

#21
★★★★☆
カミナギが明らかに感情あるようにしか見えないけどそこはしょうがないよね。そろそろOP解析でもしてEND予測でもした方がいいかもしれない。

OP分析2回目(笑)
誰が見ているビジュアル? 目の前の
ー月面舞浜サーバー内での仮想空間を想起させるが、その巧妙な倒置法により幻体としての現実世界でのキョウら、主体そのものを問うているある意味本作に置いても最も根源的な問ということが言えるだろう。

急な水がカラダを逆さに驅け巡る
ー現実世界での幻体を構成する光子?的なもののことを指すのではないだろうか。つまり、あくまでも幻体であることへのダメ押し的な強調とも見える

今ふたりは出會ったイミを思う
ーコレに関しては当初はカミナギ限定説が強力であったが、OPの絵を観るかぎり会長+マリーナや先輩など、様々な人物関係を内包している、複合的かつ非限定的な意味と捉えるほうが無難だと思われる。今のところ出会った意味を問うてるシーンはないが、やはり終盤でカミナギが何らかのキー的予定調和的なアクションを起こすことは確実と思われる。→カミナギ犠牲パターン

きっと誰かの記憶の中 泳いでいるだけでも
ー作中でよく泳いでいるのはキョウ氏であるため、誰か=カミナギor先輩の中で泳ぐ主体=キョウとして、月面サーバがカミナギの下位に存在されることも想定される。つまり、カミナギ=ゴッド説が提起されるわけである。


* キミの背中 ヒカリの羽が空へ廣がる
ーまあ普通にゼーガペイン?FSS等と違って本作では機体の意識が全く描写されていない。タイトルにもなっているのに。

 どんな場所もどんな過去さえも
 ただひとつの願いが乘り越えて行くよ *
ー場所はともかく、過去=舞浜、そしてもしかしたら現実世界ですら過去なのかも知れない。カミナギの絶対時間は遥か先にある可能性。というのも本作はやたら永遠性を強調しているため。(→くろしお先輩の言説)

誰も知らない世界にキミといる
ー2番。ここのフレーズが気になる。更に上位世界の存在の示唆ととれる。
屆かない言葉のかわりに默りこむ
ー届かない=意思疎通の不可能性?

そうして何度もきみに戀をするだろう
ーカミナギ→キョウな気がする
遠い約束 闇を蹴って羽ばたいてく時まで
ー遠い約束=おそらく舞浜での約束と捉えるのが妥当か
結構身近な話題に関する「約束」を果たして終幕しそう



向かう風に ヒカリの羽が透けて見える
どんな夢もどんな未來でも
キミが望むなら 今連れて行くよ

空と大地をつなぐ水のように深く
キミとボクをつなぐもの 確かなもの
ーe=mc^=Loveの小糸製作所プレゼンツアニメ、光は進化する、という言葉で締めくくることが出来るでしょう。タイトル的にはそんな感じ。

面白いのは是我痛的なワードが余り含まれていいないこと。

そこでED
目が覚めて 夢の痛みが
ー幻体として目覚め、舞浜サーバー内での各種感情の昂ぶりがー
夜にとけてゆく
風の街の つめたい空が
全てを変えてゆく
時が戻ったら 時が戻ったら 時が戻ったら
ーここで絶対時間の現在が大分先にあることが示唆されている。しかもそれが多分概念的な意味で遡及可能であることも。
* キスしてグッバイ
  ありとあらゆるもの
  めぐりゆく時に めぐりくるあなたに
記憶のふちで
時はくりかえす
イメージをみた イメージをみたくて
ーまあこの辺はサーバー内での出来事として捉えて、
銀色の 月の花が
静かにさいている
ー月面サーバーにある何か象徴的なものを示唆しているのではないでしょうか。本編も月面から始まったので、また月面でおわる=本編アバンに繋がる、というまあある意味普通な終わり方も考えられる。
掴みかけて 目を閉じれば
あなたが見えてくる
道に迷ったら 探しにおいでよ 夢でであったら

ここまで本編を見てきて、確かに普通の逆境系SFではあるものの骨太な世界観及び特に力が込められてる登場人物たちのある種達観的とも言える観念はなかなか珍しいものであり、独特な「夏の夢」的アトモスフィアも十分良い感じになっている。が、しかし、今のところそこまで本作を名作たらしめる象徴的な物を見いだせていない。もちろん尻上がり系クライマックスアニメなのは明らかなので、今後に大いに期待しているのだが、アビス達が結構小出しな感じなのでどうなるのか全く想像つかんとです。邂逅からの結託→反逆が妥当な線かと思うが、状況は非常に絶望的なので、まあそういう感じな終幕を迎えると思われる。

#22
★★★☆☆
最終局面開始でド派手戦闘シーン。物凄くよく動く。相変わらずCGシーンのクオリティが半端ない。新事実も未だにちょいちょい明らかになってたりして面白い。

#23
★★★★☆
クライマックス感出てきた。結構精神バトルになるみたい。

#24
★★★★☆
かなり良かった。キョウが言ってることが全部正しく聞こえた。星4,5くらいかな。ホモはなんだかんだ言って必要善なのかも知れない。とにかく、ウーフェイがホモで、本当に良かった。綺麗なホモだった。これは正しい、何も間違ってない。

END
84点


コンセプト的には物凄く好きだった。キャラクター達にもものすごく好感が持てたし、進め方も良かった。2クール分のメリットを存分に発揮できていたと思う。
ただし、その分デメリットである中だるみ感が極限まで増大していたし、細かい所々で明らかに可笑しなシーンが無視できないほど多かった。さらには各種事柄の放り投げ感と唐突感がかなり冗談じゃないレベルになってるのも、この作品のみで全てを理解しようとするのが不可能すぎて、アニメ単体で一つの作品と考えたい俺としてはなかなか受け入れがたいものだった。やはり、一つの「物語」としてアニメはあって欲しいと思うし、メディアミックスはストーリーテリングとしてちょっと成し得ないと強く思うように至った。26話のエピローグで、全てが簡潔、全てが終わる、それ以上でもそれ以下でもない、そんなアニメが一番だと思う。多くを語る必要は必ずしもないが、アニメ本編に全ての答えが広がっていて欲しい。
ナーガェ…
先輩の最後のシーンがアホの子みたいになってて何のフォローも無くて少し泣いた。

あと、当初予想していたものと違い、時間軸は至って普通でした。全然時間SFではなかった。またひとつナーガに言うとすれば、「他所でやれ」。それこそ火星でもテラフォーミングして時間的に絶対的アドバンテージがある幻体が色々できる余地あっただろうに。地球皆殺しにして自分のやること増やす意味が不明。まあ色々おかしいのはしょうがない。本当に他所でやれ。としか言いようがないが…

OPEDの歌詞に関しては全くアテが外れましたなあ。よもや主人公一人ぼっちパターンになるとは思いもしませんですた。しかしまあ、最終回OPで声優名等のクレジットをすることでここまでクライマックス感が演出されるとは以外でした。流石に2クールもやってたからこそ出来る、やっと終わりか…的感慨に耽ることができますからね。そしてEDはOP曲2番を使用。これはもう究極のクライマックス技ですよね。
本編終了間際、OP曲2番流れ始める→キャラクターの最後の総括的呟き(心の声)→暗転、エンドロール背景なし映画スタイル→エピローグ的シーンで成長したキャラクターが出てきてなんかタイトルとか言っちゃう(顔は映さない)
これはもはやある種の様式美と言うことが出来るのではないだろうか。

本作はひたむきに慎ましく愚直に生きる系SFとして推挙して行きたいと思う。
また今後考え方を変えるかもしれないが、結構普通に高校生活おくっとけばもっと楽しめたアニメ化もしれないなあ、という気はする。

テーマ: ZEGAPAIN -ゼーガペイン-
ジャンル: アニメ・コミック

tag : 花澤香菜

[ANIME] ノエイン もうひとりの君へ 感想

2013-03-25
ANIME
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#1
★★★★☆
非常に興味深い掴みだった。アバンは戦闘から始まり、その後の本編と比べるとおジャ魔女どれみとスクライド並の違いがあることに驚愕する。
キャラデザは結構特徴的だなと思ったりするが、ソレ以上に場所はわからないがご当地感が出てていいと思った。西日本っぽいけど函館っぽくもあったなあ。
兎に角、1話としては非常に良くできていると思った。サテライトの特性もよく出ているし、今後に非常に期待ができる1発。


#2~6
★★★★☆
ユウのママンがマジ基地でちょっと怖かったけど、話の展開、テンポともに良好。2話と3話の作監にかなり差があるなーと思ったらそれ以降もかなり作画に違いがありまあこれも一興と言ったところか。カラスマジかっけえ。多次元モノSFアニメとしては結構後に影響与えてそうな感じ。シュタゲとかも結構受けてそう。内調の人には頑張ってもらいたい。

#7
★★★★★
はじめて具体的にもう一つの舞台が明かされる回。ほぼザイオン。とヤマトの感じか。その辺のシーンの雰囲気もさる事ながら竜騎士かっけーっつーのとやっぱり戦闘シーンがマジでカッコイイ。特に藤原くん進撃の巨人状態の迫力は半端なかった。激熱だった。近年のアニメにはなかなか見られないダイナミックさだったぜ!

END

90

SF的視点から見ると非常にハードな作品と言える。SF論題の中でも特にハードSFと言われやすい領域の量子学を題材としており、また本編中でもおよそそれなりの知識が無いとその場で理解し得ない内容となっており、アニメを見終わった後も自分で復習しないと世界観はおろか、話の主題すら履き違える可能性がある。

主人公は小学生であり、日常パートに関しては普通のアニメ以上に普通なので、ラクリマとの絡みが大きなギャップをもたらす。

ノエインの主張云々はともかく、世界観が素晴らしい。函館というかなローカルな舞台がここまで魅力的な場所に昇華されるというのはいかに演出がうまいかを物語っている。初見で東京育ちの私はは港と洋風な街並み、温暖な気候から長崎辺りかと思ったが、まさか北端の函館とは思わなかった。しかしこれも裏返せば1話の冒頭の冒頭は雪降る冬で、雪=青い雪つまり作品のテーマでもある。これはメインの舞台=あの夏の日、との対比でより作品内における雪のイメージが鮮明となっている気がする。

量子学という、一般人にとってあやふやであいまいでそれ自体が夢みたいな学問をテーマにしているだけあって、アニメ自体も何処か物悲しく夢みたいな雰囲気である。毎回の次回予告が非常に印象的であった。

全体的バランスに関してもオリジナルだけあったほぼ完璧といえた。ラストも申し分ない終わり方であったし、納得も行った。ただラクリマの世界はあと1,2話見てみた方かもしれない。

はっきりいってマトリックスと同じく今でも完璧に理解しているわけではなく、不明な点も多い。例えば23話で郡山さんが撃たれるが、撃たれてない郡山を観測して確定したじゃん?あれって要は殆どが死んでる郡山の未来の死んでなかった未来を選んだってことでしょ?となると撃たれた郡山の存在はどうなっていったのか・・・それともノエインみたいに不幸な未来を幸福な未来で上書きでも出来たのだろうか。拡散・収縮に関しては分かった気がするけどよくわからない。そもそも多時空間という横のベクトルと、時間という可逆的な縦のベクトルが混ざってるからいみわからなくなるんだと思う。

こっからは予想だが、本作においてユウは非常に優秀であった。函館ラサールという東京以外でも日本屈指の中学があるにもかかわらずに東京の中学に行くとなると余程優秀であろう。そしてそこまでしていくとしたら筑駒、開成以外有り得ないだろう。幼少期の体験から理系でトップクラスの成績を取り東大かMITにでも行って量子学を専攻するのは間違いない。その比類なき経験を元に次々と量子学を発展させせ、黛氏の協力もあり量子学界におけるキング=ノエインとなるのは確実であろう。明らかにユウはオーバーテクノロジーでありオーパーツ、まさに原題のアンティキテラ・メカニズム、それ自体が因果律の審判なのでは?そして可能性の一つとしてノエイン化するユウがいても全くおかしくない。トビの残したプログラムやシステムがどうなるのかは気になる所ではあるが、量子革命おきちゃうでしょう。また。時の放浪者に関してもユウの未来の一つな気がする。時の意思みたいな説明がWikiにあるが目の形と雰囲気からユウで有る可能性もある。つかアイツまじで何なのかが気になる

そしてウロボロスや龍のトルクの存在について。上部構造たる別の宇宙の残した何かとかもうよく分からん。

総括すると遥がめっちゃかわいくて、聖母級の人格であるのは間違いない。カラスは最強の男であり、ノエインは最高の知能をもっている。つまりその拡散する以前のユウが現時点全ての中心である。内田ちゃんが今後の鍵をにぎる。縛られてた人形は内田ちゃん。函館はいいところ。


テーマ: ノエイン
ジャンル: アニメ・コミック

[ANIME] 神無月の巫女 感想

2013-03-25
ANIME
神無月の巫女 〈期間限定生産〉 [DVD]神無月の巫女 〈期間限定生産〉 [DVD]
(2011/08/24)
下屋則子、川澄綾子 他

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#2
★★★★☆
前回が激動すぎて、その部分の説明が今回に回された感じ。でも普通に気合はいってて面白かったです。特に千歌音ちゃんが可愛すぎてアカン。もううひょおあああああああああ。敵も解りやすいし最近のアニメみたいに無駄に凝ってたりしないっぽいのに好感が持てる。ということでOP顎にいの歌詞を見てみたい。




遥かにそっと揺らめく憂い 葛藤の記憶に動かされ
これは千歌音サイドの思い出か?千歌音は葛藤の記憶を持っていそう(=アクエリオン的な、千歌音だけ過去の記憶を引き継いでいる、等)

目蓋にずっと張り付く白い絶叫に凍えた
これも物凄い歌詞。過去に姫子とわかれたシーンか何かか。ヤバイ記憶。

沈む月の迷い
月=千歌音の迷い。葛藤である。結末を知っている可能性がある。

存在は確かに 今ここに
姫子生きてる

待っているのは
涙などもう流さない
ただ抱き合える瞬間
=明らかにまどかとほむらを連想させるような歌詞内容である。


言えない?聞けない?見えない?幻だけ
時の向こう側へと流されて 迷い子になる 許せぬ願い
声だけ?指だけ?近付く温度だけ?
届かぬ思いが 千切られて夜風を染める
まあ千歌音の魂の叫びといったところか
こっからは語られない2番

そこはきっとまやかしと偶像だって気が付いてた
学園生活。成績いいのはあたりまえなんですよ

それなのに深い雑草の中 甘い実ふっと身を委ねた
あの秘密の花園など雑草に等しいのだ。

登る太陽の迷い 偶然は秘かに仕組まれた
いっそ必然 目の前に今晒された 不覚に歪む感情

泣けない?越せない?解らない?結末など
姫子覚醒記憶喪失フラグか?

何処へ行こうとも ただ君だけを護りたくて 逆らっている
=明らかに千歌音ちゃんの本音のような気がする
今だけ? 過去だけ? つぐなう未来だけ
救えるのならば 涸れ果てて消えてもいいと
=ここが謎である。姫子を守りたい救いたいのは千歌音なはずだか、ここは姫子パートのはず…

言えない?聞けない?見えない?幻だけ
時の向こう側へと流されて 迷い子になる 許せぬ願い
声だけ?指だけ?近付く温度だけ?
届かぬ思いが 千切られて夜風を染める
涸れ果てて消えてもいいと
君だけの光になると
光=太陽=姫子?まさかの救われるのは千歌音ちゃんだったパターンか?



EDの方が最初に現れたので、なにか意味があるのかもしれない。そのため最終回EDはもちろんOP曲だろう。


#3
★★★☆☆
大神くんがイケメンすぎて濡れる。普通こんだけ厨スペックな奴らがバックに付いてたら恐れ多くて声すら欠けることができないけどな。
もうね、姫子が一応主人公のようだけど明らかに千歌音ちゃんのお話だよね、このアニメは。
あと大神君は過去に姫子をキルしてるっぽいね。それを知っているため千歌音ちゃん的には超複雑。まさにぐぬぬってやつですな。

#4
★★★★☆
大神くんと姫子の過去が少しだけ明らかにされる回。ここまで応援したくなるカップルはガロードティファ以来かもしれん。大神くんいいやつすぎワロタ。
それにしても千歌音ちゃんの配慮というか達観ぶりというか菩薩のような眼差しはもはや覚者・千歌音といったほうが良いかもしれん。或は高位のグルとでも言おうか。
後半に千歌音が飲んでてこれは!!ってなった紅茶の内容が知りたい。それにしてもF4…流石にびっくりしたわ…まさかF4出てくるとは…新田原からきたのだろうか。
まさに「全部入り」アニメと言うことが出来る。これで内容も良かったらすごいことになる。あと今回は特にホモホモしかった。ついでに言うと。

#5
★★★★☆
イキナリラスボス風ロボ戦闘開始で挿入歌とか激アツ過ぎてヤバイ。今回は演出が全体的にかなり良かった。が、作画が時代を感じずにはいられない。でもまあ、キャラデザ普通に良いし声優の気合の入り方半端無くかなり良かった。翼にいさんいいやつじゃん。そして今回も主役は千歌音ちゃん。千歌音ちゃんのにやけが分り易すぎてウケる。萌。

#6
★★★★☆
今回も千歌音ちゃん回。千歌音ちゃんが見ていてうわあああああああああああああああってなる感が常にクライマックス状態。
今回は姫子と千歌音ちゃんの馴れ初めが紹介された。案外予想通りというか普通の出会い、そして重度のKYであるが妙な常識を持ち合わせている姫子、それに対し他人とは違う扱いをしてくれる、と言うこと以上に運命的直感を感じた千歌音とのギャップ、あるように見えるがいずれ補完というか一体化してくものと考えられる。大神くんの死亡フラグが見えてて辛い。まあ姫子が死ぬんだろうけど。完全にまどかポジションなんすよ。姫子と水無灯里を同じ部屋に詰め込み隊。あと唯らへんか。まどっちはいうてふつーの子だしなあ。千歌音ちゃん最高。ただどうしても毎回のOPのち首に目が行ってしまうので何とかして欲しい。

#7
★★★★☆
あああああああああああああああ千歌音ちゃんんんんんんんんんんんんn1!!!!1111見終わった後、正直不安しか残らなかったよおおおおおおおおこっから一気に見たらかなり来るかも・。大神クンわぁ…悪くなぃ…でもぉ…千歌音ちゃんくぁわいそう………姫子わぁ…千歌音ちゃんとクっつbできいいじょじょいあjsdふぉいヴぉい

#8
★★★★★
正直凹んだ。何ぞ。やんごとなきかな。いとかなし。古文最上級感嘆語を万と並べても表し尽くすことのできぬ驚き。やべえよこのアニメ…。
まず作監と演出全然違いすぎるね!びっくりだよ!もはや別アニメか総集編にしか見えないよ!んであのトランジション正直ウザイよ!あと背景手抜きしすぎでしょ!力のかけ方が意味分かんないよ!てかこれスタッフ1話と大体同じだろ!そんなきがするよ!要は飛ばしすぎだろおおおおおおおおおおおおおおお千歌音ちゃんああああああああああああああああああああああああ\( ’ω’)/ウオオオオアアーーーッッ!!!
あと詰め込み問題の件。このアニメは意図的に1話の中にイベントを大量に仕込んで祭り状態を作り出しているに違いない。今回は
①過去回想付きメイド左遷
②初々しいカップルの気まずい学校日常他

③千歌音ちゃんの為に2人でデート
④千歌音ちゃんの知られざる壮絶な過去
⑤千歌音ちゃんテキサス州犯罪レベルで言うと禁錮百年後えの暴走
⑥大神クン死亡

等、普通なら2回くらいには分けるだろwwwって内容の飛ばし方。恐れ入ります。もちろん役者の方々の演技も圧倒的に過去最高でした。全く日本語が成立していない所が今回のヤバさをですね、申し上げてますね。オーディオコメンタリーが楽しみ。




#9
★★★★☆
なんか粗さが目立つ画面ではあったがソレを物ともしない圧倒的なパワーのある回だった。というかこのアニメは全体を通して言えることだが兎に角アツい。なぜここまでアツい展開になってしまうのか。大神君が近年稀に見る熱すぎる男であることは確かなのだが、それ以上に熱くならざるを得ない空気感のようなものがこの作品には充満しているとしか言いようがない。
まさか過ぎる前回から一晩。予想以上にレイプ目になってしまった姫子。まずここで視聴者は動揺せざるを得ない。どんだけ…、と。しかもなぜか白装束。まさかこのまま精神世界へ!?とEVAを見過ぎたせいでそうなるとしか思えなかったが、まあ大変な目にあった!演出を強調してただけでした(笑)一方大神君は余裕の復活。ここでの大神君の冷静さには流石に9話も見て来て慣れたと思ってたけど案の定違和感感じまくりという。
さて、今回もっとも特徴的というかこの作品には珍しく道徳的というか、欲望渦巻く倒錯したこの作品における最大の純粋成分とも言えるシーンが、マコちゃんとの再開シーンである。
完全に頭逝っちゃってる(と言うことにしたいという思いが伝わってくる)姫子に対し、お決まりの不幸の連鎖パターンで例のスケバンどもが学校で絡んでくる。そこに満身創痍のマコちゃん登場。一蹴のもとに退けるマコちゃん。その後姫子と和解し、姫子に対し「がんばれ…がんばれ…」と涙ながらに語りかけるカットはもう本作最大の良心と言ってもいいのではないだろうか、というほどにまじりっけのない物に見えた。その他にもかなり象徴的な台詞がいくつもあり、出現頻度のかなり低いキャラにも関わらず助演女優賞あげたいレベルでいい仕事だった。北米版だと"stay strong…stay strong…"になるのかな。病んでも復活するキャラクターには例外なく好感が持てるいい例だろう。

一方のお嬢様である。お嬢様が出るたびに8話の回想シーンがチラチラ出てくるので、いちいち笑ってしまう。お嬢様はクマが出てもお美しい。加えて若干言葉遣いは荒くなった感がおありになるが、狂気は微塵も感じさせぬ高貴さを常に湛えておられる。すばらしい。加えて千歌音ちゃん戦闘シーンでこれまたチラチラ出てくる大神君の修行シーン。この熱すぎる映像のミックスが、テンションの壊れた作品であること強烈に視聴者に印象付け、訳の分からない熱狂に唯ひたすらに酔いしれるのであった。
シスターがやられるシーンは個人的にもっとねちっこくやってほしかった…(ボソ

あ、今回もアバン、ED繋ぎ共に完璧でした。本作は本当にその点において秀でてる。すげえ!!

#10
★★★★☆
姫子の孤軍奮闘が続く。オオカミくんは相変わらず恐竜的進化を遂げておりだいぶ意味の分からないことになってきている。そしてついに天の村雲を降臨させる。案外さくっと行ってたのにウケる。そしてChikanechangは謎浮遊してて全く真意がつかめず。とおもったら突然カムバックしてきて姫子驚愕。このパートは至高でしたね…見てる方も夢のような百合百合しさでホント夢のようでした。そしてついに明かされるOPシーンの姫子の涙、ヤバかったェ………そしてそれ以上に憂いを漂わせるchikanechangの流し目ェ……オウフ。ほんとどうすれば良いの千歌音ちゃん状態。このセリフも、結局千歌音ちゃんに対する相談的な意味ではなく、千歌音ちゃん本人に対する問であったということが判明する。もう辛いお……何としてもハピーエンドにして欲しい…なんでなんだよ千歌音ちゃん!!!

#11
★★★★★
2分前に鑑賞。鬱だわ……ひたすらに鬱……千歌音…ちゃんェェ……全部分かった気がする……千歌音ちゃんは全部知ってて……身代わりになったと…言うことなんか……
この欝感久しぶりだわ……多分1年ぶりくらい……うそやん………ahhh……ナチュラルにOMG…つれえ……祝福あれ

#12
★★★★★
アマノムラクモ…あっちゃん…知らんかったぞ…あっかんよこれは…

END 8000000点(ベストエフォート)
空いた口がふさがりません。本当に良かった…落とし所としてはこれ以上ない…

テーマ: アニメ
ジャンル: 映画

tag : 神無月の巫女

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